「川上哲治生誕100年記念試合」巨人全員背番号「16」でプレー 長男・貴光さん「光栄」

[ 2020年9月2日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2020年9月1日    東京D )

<巨・D>川上哲治の長男・川上貴光さん(左)と記念写真に収まる原監督(球団提供)
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 巨人は1日のDeNA戦を「川上哲治生誕100年記念試合」として開催し、選手、監督、コーチらチーム全員が永久欠番となっている背番号「16」のユニホームを着用した。

 試合前には大型ビジョンで川上哲治氏の家族が紹介された。長男・貴光(よしてる)さん(74)は「16番を皆さんつけるという形で祝っていただくというのは本当に光栄なこと。本当にありがたいです」と感謝した。川上氏の持つ球団歴代1位の監督通算1066勝に迫る原監督からは試合前にあいさつを受けた。「素晴らしい監督。勝負の心で戦っているなという感じが凄くする。今は本当に円熟期」と印象を口にした。

 【イベント概要】

 ☆延期 当初は4月8日に川上氏の地元・熊本での中日戦で開催予定も、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となり中止に。

 ☆義援金 今年7月の集中豪雨で被災した同氏の故郷・熊本県人吉市に、災害義援金200万円を寄付。チャリティーオークション売上金など100万円と、選手会からの100万円。ナイン着用の背番号「16」ユニホームもチャリティーオークションに出品予定。

 ☆赤バットキーホルダー 永久欠番「16」をデザインしたボールが一組になった非売品を来場者全員にプレゼント。

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