中日　カード全敗でリーグ最速30敗　甲子園は6戦6敗

セ・リーグ   中日3―6阪神 （ 2020年8月27日    甲子園 ）

＜神・中＞6回1死、柳はサンズにソロ本塁打を浴び肩を落とす　（撮影・後藤　大輝）
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　中日は今季4度目のカード全敗で3連敗を喫し、リーグ最速で30敗に達した。

　先発・柳が相手4番・サンズに2打席連続アーチを浴びるなど、6回途中5失点で4敗目。「先制してもらったのに、一番してはいけない点の取られ方をしてしまいました…」とうつむいた。

　打線も初回にビシエドの適時打などで2点を奪ったが、苦手にしている相手先発・青柳に2回以降わずか1安打と術中にはまってしまった。

　今カード3試合で計6アーチが飛び出した阪神打線に対し、自軍は0本。この日も3―6の8回に2死満塁と一発出れば逆転の好機でビシエドの打球はフェンス手前で失速し、左飛。長打力不足も敗戦に直結した。

　5カード連続勝ち越しと絶好調で乗り込んだ甲子園で3戦全敗の屈辱。今季はこれで6戦全敗となり、同じく6戦6敗の横浜スタジアムとともに鬼門となってしまった。