王さん 恩師・宮井勝成さんを追悼「できればもう少し元気でいて欲しかった」

[ 2020年8月7日 14:17 ]

早稲田実業OB会で笑顔の宮井勝成氏と王貞治氏(2004年撮影)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの王貞治球団会長が、7日に肺がんのため94歳で亡くなった恩師・宮井勝成さんへの思いを明かした。

 「私の野球人生の中で一番の強烈な思い出は甲子園での春の大会の優勝です。その時の監督の宮井さんには公私ともに、その後のプロ生活でもご指導いただき大変お世話になりました。94歳ということで大往生ですが、できればもう少し元気でいて欲しかったです。謹んでご冥福をお祈りします」と球団を通じてコメントした。

 宮井さんは1955年に早実の監督に就任。57年の第29回選抜高等学校野球大会に出場、王さんを擁して甲子園大会初優勝。59年には中大監督に就任し、全日本大学選手権で3度優勝。94年からは総監督を務めた。

続きを表示

2020年8月7日のニュース