中日・与田監督 投打でけん引の大野雄を絶賛「すばらしいゲーム運び」

[ 2020年8月7日 21:46 ]

セ・リーグ   中日7―1巨人 ( 2020年8月7日    ナゴヤD )

<中・巨>完投勝利を挙げた大野雄は、ヒーローインタビュー後のフォトセッションで照れる(撮影・椎名 航)
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 中日はエース・大野雄が自身初となる2試合連続完投勝利に決勝打と、投打にわたる活躍で連敗を3で止めた。

 先発左腕は巨人打線を散発5安打に封じ、失点は北村のソロのみ。2試合連続で9回まで投げきったエースを与田監督は「すばらしいゲーム運び。最後まで良くなげてくれた。タフなところもすごく大野の良さ」と称賛した。

 打っても2回2死一、二塁から大野雄が中前に先制打を放つと、京田、大島も適時三塁打で続き、この回一挙4点。指揮官は「2アウトからあと1点、あと1点の積み重ねがリズムにも乗れる。ヒット数が出てもなかなか点ができないというのが去年の課題としてあったから、勝負強さがでてきた」とうなずいた。

 7回には阿部が3号2ラン。チームとしても本塁打は7月28日の広島戦以来9試合ぶりで「一振りの影響力というのは、久しぶりに感じましたね」と長打力不足に嘆く打線の復調に手応えを感じた様子。

 巨人戦は8月だけで3カード組まれており、来週14日からも敵地・東京ドームで戦うこととなる。まず初戦を制した指揮官は「リズムをつくっていかないといけない。これから、どんどん勝てるようにやっていきたい」。真夏の首位斬りで上位浮上を目指す。

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2020年8月7日のニュース