打球頭部直撃の田中将大「患部に痛みはありますが、それ以外は元気」

[ 2020年7月5日 09:33 ]

ヤンキースの田中将大投手
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 練習中にチームメートの打球を頭部に受けていたヤンキースの田中将大投手(31)が5日、自身のツイッターを更新。「ご心配をおかけしております。患部に痛みはありますが、それ以外は元気です」と報告し「出来るだけ早くまた、マウンドに上がれるように頑張っていきたいと思います」と力強くつづった。

 ヤンキースのサマーキャンプが4日(日本時間5日)、本拠地で初日を迎え、実践形式の練習でマウンドに立った田中の頭部に主砲スタントンのライナー性の打球が直撃するアクシデントが起こった。田中はそのままマウンド上に倒れ込み、捕手ヒガシオカ捕手やトレーナー陣が駆け寄った後もしばらく動けなかった。

 約5分後、起き上がった田中は、トレーナー2人に支えられながらも、自力で歩いてクラブハウスに消えた。スタジアムの音楽は消され、他の選手たちもしばし呆然。その後、練習は再開されたものの、消沈ムードは続いた。

 田中はこの日、ブルペンで25球を投げた後、試合形式のマウンドへ。今春まではノーワインドアップで投げていたが、ワインドアップから速球、変化球を投げ分け、トーレスを二直、ジャッジを一邪飛、ヒックスを一飛に討ち取り、順調な仕上がりを感じさせていた。

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