広島・上本崇司 兄の前で今季初安打 兄の阪神・上本博紀は34歳誕生日に2犠打&犠飛

[ 2020年7月5日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3-9阪神 ( 2020年7月4日    マツダ )

<広・神(1)>6回無死、上本は中前打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 「2番・二塁」で今季初先発した広島・上本は、今季初安打で起用に応えた。6回先頭で、1ボールからの岩貞の直球を中前打として、1イニング3得点の口火を切った。「違和感なくすんなり入れた。先発で出たいと思ってずっとやっている」。2番での先発は13年9月23日以来自身3度目で、相手の「2番・二塁」は兄・博紀だった。兄弟同時先発に「そんなに意識しなかったけど、“兄貴に負けるな”と言われた」と振り返った。

 一方、阪神の上本も2試合続けて「2番・二塁」で先発。34歳の誕生日だったこの日は、安打こそ放てなかったが、2つの犠打に加えて4点優勢の8回には1死満塁から右翼に犠飛。つなぎ役としての役割を果たし「1点でも多く取っておきたい試合展開だったので、最低限の仕事をすることができて良かったです」と胸を張った。

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