青森山田・小牟田 9球団スカウトの前で最速146キロ計測

[ 2020年6月21日 05:30 ]

練習試合   青森山田0-8仙台育英 ( 2020年6月20日    宮城県多賀城市仙台育英グラウンド )

力投する小牟田龍宝投手(青森山田)
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 今秋ドラフト候補の青森山田・小牟田(こむた)龍宝投手(3年)が20日、宮城県多賀城市で行われた仙台育英との練習試合に先発した。最速150キロを誇る右腕は6回9安打8失点ながら視察した9球団スカウトの前で最速146キロを計測し、8三振を奪った。

 序盤は変化球を多めに投げていたが制球に苦しみ「真っすぐに切り替えて押していこう」と開き直って復調。4回は3者連続三振に仕留めた。同じドラフト候補の仙台育英の4番・入江との対戦も直球勝負にこだわり1、2打席目は、ともに二ゴロに打ち取った。中日の八木智哉スカウトは「初回はチェンジアップ、中盤はスライダーを多く投じ、回が進むにつれて直球に力を入れていくなど目的意識が見えた」と評価した。 (柳内 遼平)

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2020年6月21日のニュース