“紀州の剛腕”落合、関西独立L・兵庫で公式戦初登板 1回2KでNPBスカウトにアピール

[ 2020年6月19日 20:57 ]

関西独立リーグ   06ブルズ7―5兵庫 ( 2020年6月19日    アメニスキッピースタジアム )

<兵庫・06ブルズ>7回から登板し、1回無失点の好投を見せた兵庫・落合(撮影・後藤 大輝)
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 大器が新たな一歩を刻んだ。“紀州の剛腕”と呼ばれながら昨秋ドラフトで指名漏れした関西独立リーグ・兵庫の落合秀市投手(18=和歌山東)が7回から救援し公式戦初登板。自己採点は辛めも1回を1安打2奪三振無失点に封じ、視察に訪れた西武のスカウトにもアピールした。

 「あまり良くなかった。直球を簡単にバットに当てられていた」

 簡単に2死を奪ったが、二塁打を浴びると連続四死球で満塁のピンチ。3月末以来、約3カ月ぶりの実戦に「もっと体幹を鍛えないと」と話したが、最後はスライダーで空振り三振に仕留め切り抜けた。最速も145キロをマーク。マウンドでの立ち姿には風格があった。

 27日の和歌山戦(津門)では先発デビューする予定。直球を課題に挙げ「球速より、キレのある真っすぐを放れるように。頑張って実力を上げていきたい」。ドラフトまであと4カ月、剛腕に磨きをかける。

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2020年6月19日のニュース