ロッテ・福田秀 開幕スタメン微妙 死球影響大きく…井口監督「足も100%ではない」

[ 2020年6月19日 05:30 ]

別メニューで調整する福田秀(撮影・長久保 豊)
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 昨オフ、ソフトバンクからFA移籍してきたロッテ・福田秀の開幕スタメンが微妙となった。2日以降の練習試合で33打数12安打、打率・364をマークし「1番・中堅」を予定していた井口監督は「体調が万全でないですからね。前回死球も当たっているし、足の方も100%ではない」と現状を明かした。

 万全でなかった下半身の状態は回復傾向だったが、16日の巨人戦で受けた右甲骨付近の死球の影響は想像以上に大きかった。敵地で行った前日練習。注目度No・1の新戦力はキャッチボールすら行わなかった。前日は練習免除で、この日は完全別メニュー。歩く際も右腕を振れなかった。

 レギュラー奪取を誓って移籍しただけに古巣で迎える開幕戦に対しての思いは強い。指揮官は「状況を見てから」と当日の朝まで熟考する方針。欠場を決断した場合は、3年目で初の開幕1軍となった安田をDHで起用し、角中を外野守備に就かせる可能性が有力だ。頂点を目指す就任3年目。初戦から難しい決断を迫られそうだ。 (横市 勇)

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2020年6月19日のニュース