ロッテ先発・二木 5回2安打無失点で汚名返上、それでも「修正するところがある」

[ 2020年6月16日 19:44 ]

練習試合   ロッテ―巨人 ( 2020年6月16日    東京D )

<練習試合 巨・ロ>力投するロッテ先発の二木(撮影・小海途 良幹)
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 開幕ローテーション入りを目指すロッテは先発・二木が5回2安打無失点の好投を披露した。

 今月2日に再開した練習試合では、過去2試合で計7回を8安打7失点。ピリッとしない内容が続いたが、それでも「状態は上がってきている」との言葉通り、直球を丁寧に低めに集めた。4回1死三塁では4番・岡本を141キロの直球で見逃し三振。角度のあるボールが糸を引くように外角低めに決まった。

 「結果はすごく良かったけど、まだ修正するところ、反省点がある」と二木。

 「一発病」も顔を出さなかった。過去2度の登板ではそれぞれ2発を被弾。昨季も規定投球回に達しなかったにもかかわらず、被本塁打16本はリーグワースト4位だった。この日はドラフト2位ルーキー・佐藤と初めてバッテリーを組み、低めへの制球を徹底。6三振のうち4個を最大の武器・フォークで奪った。

 今季から背番号が「64」から「18」に変わったエース候補。開幕前の最後の登板でようやく結果を出し「もっともっと良いピッチングができるよう、(次回登板までの)一週間をしっかり有意義に使いたい」と話した。

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2020年6月16日のニュース