阪神「ファンともっと!」プロジェクト 無観客でも盛り上げる

[ 2020年6月15日 14:00 ]

 阪神は15日、無観客で開幕するプロ野球のプレー以外でもファンにもっと楽しんでもらうべく、監督・選手らが発案したファンサービスを行う「ファンともっと!」プロジェクトを実施することを発表した。

 ホームゲームのイニング間にビジョンで表示するメッセージや応援写真をTwitterやInstagramで募集する「『#虎エール』をつけてあなたの歓声を“もっと!”届けーる!」や、甲子園球場の一塁ベンチに飾る応援メッセージや似顔絵を募集する「タイガース史上“最”接近応援!(ファンクラブ会員限定)」、ホームランを放った選手やヒーロー選手のサインボールをプレゼントする「うれしさ“もっと!”直筆サインプレゼント!」といった企画で、しばらくは球場に直接足を運ぶことができない虎党を試合以外でも盛り上げる。

 ファンから寄せられたアイデアを実施する「ファンプロデュースデー」の実施も検討されており、球団公式TwitterおよびInstagramで15日から30日までアイデアを募集。矢野監督は「理想を言えば、ファンの人も盛り上がってくれて、俺らも一緒になって喜び合えたり。ファンの皆さんにも一緒になってやってもらうというところで、一緒に戦ってもらうっていうものをやっていければ、お互いに良いのかなと思う。率直な意見をどんどん聞かせてもらえたら嬉しいなと思います」と呼びかけた。

 今後実施するイベント等を知らせる特設サイトは19日に開設予定。また、テレビやネットで応援するファン、新型コロナウイルスが蔓延している中で最前線で闘う医療従事者に向けての横断幕を、23日のウエスタン・リーグ、オリックス戦から甲子園球場のライトスタンドに掲出することも発表された。

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2020年6月15日のニュース