白樺学園の147キロ右腕・片山「日本に感動を与え、勇気づけられる大会にしたい」

[ 2020年6月11日 05:30 ]

「2020年 甲子園高校野球交流試合(仮称)」実施

 白樺学園(北海道)のエース右腕・片山楽生投手(3年)は、最速147キロの直球を引っさげて聖地に乗り込む。「形は変わってしまいましたが、小さい頃から目指していた舞台に立てる。非常にうれしい」と語った。

 休校で自主練習を強いられた期間もボールを手放さず、5月末に1カ月ぶりに投球練習をすると最速を一気に5キロ更新した。プロ志望届を出すことを、このほど決断。北海道高野連の独自大会に続いて、甲子園でも持てる力を見せつける。

 名前は楽生(らいく)。「楽しく生きる。背負い過ぎず、楽する時は楽をして」という意味を込めて付けられた。「さまざまな影響で暗くなっている日本に感動を与え、勇気づけられる大会にしたい」。憧れの球場で野球をとことん楽しむ。

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2020年6月11日のニュース