日本ハム・栗山監督 東西分離案「現実的ではない」も“不公平”解消私案示し「大きな決断が必要」

[ 2020年5月12日 05:30 ]

生活拠点を置く栗の樹ファームでオンライン取材に応じる日本ハム・栗山監督
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 日本ハム・栗山監督が自宅のある北海道栗山町でオンライン取材に応じ、新型コロナウイルス感染リスクを減らすため、開幕から当面は各リーグが地域に集中して開催する案について言及。「現実的ではない」としつつ「ただ、それで野球ができるならやる。それには全収入を吸い上げて12球団に分配するという大きな決断が必要。そうできるなら一つの考え方としてはある」と移動や滞在費などで不公平にならないようにする救済案を示した。

 さらに開幕が決まった際の明確なガイドライン作りについても希望。「専門家の皆さんがこうしちゃダメだというものをはっきり出してほしい。どういう状況でも守りながら野球をやる」とした。

 全国で感染者数が減少傾向でもあり、数日前にはコーチ陣と全体練習再開に向けての話し合いの場を持ったことも明かした指揮官は「気持ち的には準備に入り始めている。これによって選手も我々(首脳陣)も緊張感を持ち始めている」と語った。

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