楽天・銀次 プラス思考の重要性説く「怒ったって何も起きない」

[ 2020年5月12日 05:30 ]

練習後にリモート取材に応じる楽天・銀次(球団提供)
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 楽天・銀次は「プラス思考」の重要さを説いた。楽天生命パークでの自主練習後、オンライン取材に対応。「起きていることは変えられない。しっかり受け止めて行動するように心掛けていた。怒ったって何も起きない。できるだけ楽しく生活していかないと」と言葉に力を込めた。

 プロ6年目の11年3月に東日本大震災を経験。東北の球団の一員として苦難を乗り越えた経験がコロナ禍の現在にも生きている。チームが12球団で唯一、活動を休止していた期間も焦ることなく時間を有効に活用。自身だけでなく他の選手の打撃を動画で研究しながら、練習再開に向けたイメージトレーニングを続けていた。

 39日間の活動休止が今月8日に解除されたばかりで、この日はフリー打撃も行い「野球は楽しいし、体を動かすとテンションが上がる」と笑顔。昨年は監督推薦で出場した球宴の中止が決まったことについても「寂しいですけど命を守るためなら仕方がない」と受け止め、前を向いた。 (重光 晋太郎)

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2020年5月12日のニュース