ロッテ・ドラ1朗希 座学も一生懸命 体の構造学ぶ

[ 2020年2月4日 05:30 ]

帰り際、ファンにサインするロッテの佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 キャンプに入っても座学に励む。ロッテのドラフト1位・佐々木朗(大船渡)は練習メニューを一通り終えると、同4位・横山(専大松戸)とともに吉井投手コーチに連れられ、室内へ。資料を見ながら講義を受け「投球フォームとかについて勉強してました」と充実の表情を浮かべた。

 講義の内容はバイオメカニクス。生物の構造や力学を理解し、応用するものだ。吉井コーチは「主体性を持って自分の責任の下に何でもできるように」と応用するメリットとリスクを説明した。1月11日からの新人合同自主トレは座学でスタート。自立した投手になるため、今後も学びを継続する。

 この日はゴロ捕球からネットスローを行い股関節の意識を高めた。サインプレーも見学。沖縄・石垣島でのキャンプ3日目を終え「疲れてます」と正直に口にしたが、充実の証でもある。「野球自体、キャッチボールとかは楽しい。走ったりするので苦しいですけど頑張れています」と体も頭もフル稼働させている。(岡村 幸治)

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2020年2月4日のニュース