中日 桂、長打2本に盗塁阻止 横一線の正捕手争い 伊東ヘッド「相乗効果でレベル上がれば」

[ 2020年2月4日 16:21 ]

<中日キャンプ>5回裏2死、桂は左翼線二塁打を放つ(撮影・椎名 航)
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 中日の桂が、キャンプ初実戦となる紅白戦でアピールに成功した。

 4回2死走者なしから右中間席へソロを放つと、5回には左翼線二塁打と長打2本。守っても6回に盗塁を試みた渡辺を二塁で刺し、首脳陣に強肩を印象付け「初めて実戦で良かったです」とうなずいた。

 本塁打は「打った感触は良かった」と手応え十分。「今はどんな球でも打てる形に入れるように。全部に手を出せるように、こっち側から打つのを辞めたという感じじゃないと勝負にならない」と打撃のテーマを口にした。

 正捕手争いは横一線の状態で、この日出場した4捕手、全員が安打をマーク。特に新人・郡司以外の既存の3捕手は長打でアピールし、伊東ヘッドコーチは「ルーキーが目立っているようじゃダメ。他の3人もよくアピールしている。相乗効果でレベルが上がれば、チーム力は上がる」とさらなる競争激化に期待を寄せた。

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2020年2月4日のニュース