阪神・山本昌臨時投手コーチ 弾丸指導!斎藤、福永に太鼓判

[ 2020年2月4日 05:30 ]

安芸に到着し、平田2軍監督(左)にあいさつする山本昌臨時コーチ(撮影・成瀬 徹)      
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 前日2日まで沖縄・宜野座にいた阪神臨時投手コーチの山本昌氏が早朝に名古屋から空路で高知・安芸入り。全体練習開始10分後の9時40分にはメイングラウンドに到着し、即座に指導した。「斎藤はあれだけのボール投げてて、もったいない。もうひとつジャンプアップするための話を。福永君とかいいボール投げる投手もいますし、彼らが戦力になるとドリスの穴が埋まる」

 香田投手コーチらが事前に各投手から質問リストを集めており、答える形で動いた。午前はブルペンで斎藤らに投球フォームや球の握りについてアドバイス。午後は福永や高野、6位新人の小川にチェンジアップの握り方を伝えた。

 ドラフト1位の西純や同3位の及川については「まだ体ができてないでしょうし、どうのこうの言う時期ではない」と直接指導はしなかったが、キャッチボールの印象として「将来左右のエースになるポテンシャルを持っているんじゃないかなと思います」と太鼓判。5日までファーム育成に尽力し、第2クールから再び沖縄に戻る。

 ▼斎藤 手首と肩の使い方が勉強になりました。どんどん染みこませて自分のものにしていきたい

 ▼福永 アドバイスは頭に入れつつ、実戦では思い切ってストライクをとっていきなさいと言われた。投げるごとによくなっています。

 ▼西純 (自分のキャッチボールを見られていることに)気づいていました。めっちゃ緊張しました。右奥にいるのが見えたのでそっちにいかないように投げました

 ▼小川 (チェンジアップの握りを質問)キャンプで遅いボールを増やしたいなと思っていて聞きました。自分の知らないことが多い。頑張って覚えていきたいと思います

 ▼及川 (小川がチェンジアップを学んでいた近くにいて)耳を傾けて聞いたりした。ちょっとだけでも部分的に聞けただけでよかったのかなと思います

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2020年2月4日のニュース