ロッテ・佐々木朗希 マリンのマウンドに立った!シャドーピッチング披露「わくわくした気持ち」

[ 2019年12月10日 18:33 ]

<ロッテ新入団選手 施設見学>佐々木朗はZOZOマリンのマウンドに登りシャドーピッチングを披露する (撮影・西川祐介)
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 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=は10日、本拠地ZOZOマリンを視察した。

 「プロになるという実感が少しずつ、わきながら、わくわくした気持ちでいます」

 グラウンドに出ると、場内アナウンス担当・谷保恵美さんの「佐々木朗希~」コールとともにマウンドに上がり、報道陣の前でシャドーピッチングも披露してみせた。

 小6だった13年、猪川野球クラブスポーツ少年団に所属していた佐々木朗はQVCマリンで行われた「リアスリーグ」に参加した。東日本大震災で被災した岩手県で、練習場所まで失った子どもたちに野球を楽しむ場所を提供するために発足したリーグ。それ以来6年ぶりのマウンドの思い出を求められた18歳は「当時、1イニングくらいしか投げていないので、あまり(思い出は)ないですけど、これから作っていきたい」と静かな口調で語る。

 この日、スタンドには観客の姿はなかった。ただ、満員になれば3万人が押し寄せると球団職員に聞いた佐々木朗は「すごくたくさんの歓声の中で投げ、活躍してお客さんを喜ばせたい」と超満員の中、マウンドに上がる背番号17の自分自身を思い描いていた。

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