阪神・遥人、亜大自主トレでスターに弟子入り 苦手右打者克服へ“直撃取材”

[ 2019年12月10日 05:30 ]

キャッチボールを行う高橋(撮影・成瀬 徹)      
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 高橋が“モンスターズ”に弟子入りを宣言だ。年明けに初めて参加する母校・亜大での自主トレには例年、ソフトバンク・松田宣、西武・山川、森、DeNA・宮崎らも顔を見せており、今季苦手とした右打者対策へ向け球界屈指の強打者たちに“直撃取材”する。

 「この性格なんで聞けるか分からないですけど…本当にトップの選手たちなんで聞きたいことは結構ある」

 通算274発の松田、2年連続本塁打王の山川、17年首位打者の宮崎と共通するのは右打者だ。1軍のローテーションに定着し、3勝をマークして飛躍した今季、対左打者の・238に対して右打者には・285と打ち込まれた。課題は明確で秋季キャンプでは右打者に駆使できるようカーブとチェンジアップの新球習得にも時間を割いた。

 「(今年も)右バッターに打たれているので、そのトップの人に聞けたら。どういうボールが嫌なのか。宮崎さんは何度か対戦もしてるので、どういう見方をしているのか」。積極的な性格ではないものの、自主トレ期間は数日と限られているだけに思い切って“懐”に飛び込む覚悟でいる。

 さらにプロの先輩だけでなく「大学生に聞くこともある。聞きやすいのかな」とグラウンドにいる後輩たちにも助言を求める、異例の弟子入りプランも披露。「練習も厳しいですし、楽しみですけど、緊張もします」。ローテーションに定着した2年目からのさらなる飛躍へ、まずは勇気を振り絞る。 (遠藤 礼)  

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2019年12月10日のニュース