広島ドラ6玉村、ライバルは越前ガニ?福井出身左腕「名前を覚えてもらえるように」

[ 2019年12月10日 05:30 ]

ポーズをとる玉村(撮影・大森 寛明)
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 越前ガニを超える!? 福井県越前町出身の広島ドラフト6位・玉村(18=丹生)が、地元の特産品の知名度を上回る活躍を誓った。

 「全国でも有名な越前ガニも(広島のチームカラーと)一緒の赤。その赤に負けないような投手になりたい」

 広島市内で行われた新入団発表で、一際注目を集めたのは福井なまりが残る素朴な18歳だった。人口約2万人の故郷が誇る越前ガニは真っ赤な姿から鯛などと同じ縁起もの。ハサミを上下に動かすしぐさなどは「幸運を招く」意味合いもあるとされ、「母校の先輩が猟師さんになったのもあって、ここ1カ月でも食べました。ミソが好き」と“大物食い”の準備は整っている。

 「名前を覚えてもらえるような活躍をしてチームに貢献したい」と左腕。下位指名からの下克上へ、真っ赤に燃えている。

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2019年12月10日のニュース