大谷、マルチで5連勝貢献 人形配布デーに活躍「打ててよかった」

[ 2019年7月18日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―2アストロズ ( 2019年7月16日    アナハイム )

アストロズ戦の初回、先制の遊撃内野安打を放つエンゼルス・大谷
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 エンゼルス・大谷翔平投手(25)は16日(日本時間17日)、8試合ぶり今季20度目のマルチ安打となる2安打1打点で、後半戦無傷の5連勝と今季最多貯金4に貢献した。

 初回無死一、三塁で先制の遊撃適時内野安打。この回6点のビッグイニングを呼んだ。続く2回は今季自身2番目に速い打球速度113・8マイル(約183キロ)の中前打。すぐさま今季6個目の二盗を決めるなど躍動した。

 この日は大谷のボブルヘッド人形が先着3万人に配られ、4万2678人が埋めた。昨年も7月12日に投打二刀流の人形が配られたが欠場だった。「まずは配られる選手になりたい。光栄なこと。そういう日に打てたのは良かった」と喜んだ。

 この日で1シーズンに相当する野手として通算162試合出場。36本塁打、101打点、16盗塁の数字を残し、球団によるとデビューから162試合で35本塁打と15盗塁以上はア・リーグ初という。「打席の感覚は良く、打ち取られている打席の感覚も悪くない」と自信を漂わせた。 (後藤 茂樹)

○…ボブルヘッド人形にとどまらず、球場内のグッズショップには等身大の大谷人形が登場した。手袋やスパイクは実際に使用するものと同じモデルというこだわり。この日発売された大谷フィギュアの販促用として設置された。早速ファンの目に留まり、撮影する列が試合終盤まで途切れることがなかった。

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