巨人・中川 10セーブも謙虚「いろいろな状況が重なって、たまたま僕が9回に」

[ 2019年7月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4-3ヤクルト ( 2019年6月30日    秋田 )

9回、最後の打者・山田哲を右飛に打ち取る中川(撮影・村上 大輔)
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 今季途中から守護神を務める巨人・中川が10セーブ目を挙げた。「いろいろな人の助けがあってできた。いろいろな状況が重なって、たまたま僕が9回にいることになった」と謙虚に振り返った。

 対左打者の被打率・204。昨季の・342から劇的に改善されたことが、4年目左腕の成長を示す。「投げ方を変えたのが大きい。内角にしっかり攻められている」。昨季途中から肘を下げ、スリークオーター気味にフォーム変更。スライダーの精度が安定し、左打者の内角へ投げ込めるようになった。「最終的に勝っていれば、9回を投げる投手としてはOK」。数字は意識せず、しかし着実に積み上げていく。(岡村 幸治)

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2019年7月1日のニュース