広島敗れるも新戦力続々…2年目遠藤“満点デビュー”に続き、ルーキー島内は2者連続K斬り

[ 2019年6月7日 22:18 ]

交流戦   広島3―6ソフトバンク ( 2019年6月7日    マツダ )

<広・ソ>7回にプロ初登板の遠藤は三者凡退に抑え田中広(左)とタッチベンチに戻る (撮影・奥 調)
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 昨年の日本シリーズで敗れたソフトバンクに3―6で敗れた広島だが、期待の若手投手がそろって好投し、明るい材料となった。

 0―4で迎えた7回に3番手としてマウンドにあがった2年目右腕・遠藤淳志投手(20)はプロ初登板で最初の打者となった真砂に対して内角の147キロ直球でストライクを取ってから内角高めのカーブで空振り三振。高田、内川を連続で三ゴロに打ち取って14球で3者凡退に仕留める満点デビューを飾った。

 そして、8回から登板した4番手のドラフト2位ルーキー、島内颯太郎投手(22=九州共立大)も4月7日の阪神戦(マツダ)以来61日ぶりのマウンドでグラシアルを151キロ直球、松田宣を150キロ直球で連続空振り三振に斬って取るなど14球で3者凡退。2人の好投が8回に飛び出した主砲・鈴木の左越え3ランを呼び込んだ。

 鈴木の3ランで1点差に迫った直後の9回には5番手・中崎が福田に2ランを被弾して敗れたが、この日登録されたばかりの若手2人の好投は1勝3敗スタートとなった交流戦に向けて好材料となるはずだ。

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