北別府さん 2発被弾、5失点KOの20歳山口へエール「学んで大きくなれ」「私も2年目に大きな壁に」

[ 2019年6月7日 14:30 ]

北別府学氏
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 広島ひと筋にエースとして通算213勝をマークしたプロ野球解説者の北別府学さん(61)が6日夜、自身のブログを更新。同日行われた西武との交流戦(メットライフD)で3回までに2本塁打を含む7安打を浴びて5失点降板した広島・山口翔投手(20)にエールを送った。

 山口はプロ初先発となった5月30日のヤクルト戦(神宮)で7回2死までノーヒットノーランの快投を見せ、7回1安打無失点でプロ初勝利。だが、2度目の先発となった西武戦では味方打線に初回2点先制してもらいながら、その裏、秋山にスライダーを右翼スタンドへ運ばれ先頭打者本塁打とされると、1死一、三塁から森の右犠飛で2―2の同点。2回には1死二塁から金子侑の左前適時打で勝ち越しを許すと、3回には山川にスライダーを右中間へ特大2ランされた。

 試合開始直後に「期待の山口投手です!!今書いたら一点取られましたが、これで気が引き締まると思いますよ。少し高めに来ていますが、ストライクを先行していて良いですよ」とブログを通じて声援を送っていた北別府さんだが、山口は昨季パ・リーグ王者の強力打線に飲み込まれ、無念のKO。

 その後、改めて「学んで大きくなれ」とのタイトルで更新したブログで「オーマイガー!!ど真ん中に行ってしまったな」と記すと「しかし、バッターもあれだけ身体が開いてるのにあそこまで飛ぶ?恐るべし」と西武打線の迫力に驚がくした。

 そして「山口投手若いうちに色々と学べ」と高卒2年目右腕にエール。「私も2年目に大きな壁にぶつかり学びました」の言葉でブログを締めた。

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2019年6月7日のニュース