中日 今季初5連敗、疑惑の判定に泣く 大島ランニング弾消えた…

[ 2019年6月7日 05:30 ]

交流戦   中日4―6ソフトバンク ( 2019年6月6日    ヤフオクD )

<ソ・中>8回2死、右越えに大飛球を放った大島は一気に本塁を狙うもアウト=右は高谷(撮影・岡田 丈靖)
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 疑惑の判定に泣いた。中日は6日のソフトバンク戦に敗れて今季初の5連敗。4―4の8回2死から大島が右翼へ大飛球を放ち、ランニング本塁打を狙った。本塁クロスプレーとなり、判定はアウトとなったが、与田監督がリクエストを要求。映像では大島の手が捕手・高谷のミットをかいくぐり、本塁を触っているように見えたが、リプレー検証の結果でも判定は覆らず、勝ち越し機を逃した。

 ただ、指揮官は「俺はセーフに見えた。あのジャッジにびっくり」とぶ然とした表情だった。直後に5番手・ロドリゲスがグラシアルに決勝打を浴び、球団史上初めて交流戦3連敗スタートで12球団唯一、白星なし。借金は2桁目前の9まで膨らみ、与田監督は「いつもと変わらず向かっていくしかない。やるべきことをやる」と必死に前を向いた。

 ▼小林責任審判(8回2死の大島の本塁クロスプレーのリプレー検証について)変更に値する確証を得られる映像がなかった。検証に時間がかかったのは、違う角度の映像がなかなか手元に届かなかったため。

 ▼中日・加藤宏幸球団代表 リプレー検証に対する意見書は提出できないとセ・リーグ統括から伝えられたが、納得できない。どうするかは今後、考える。

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