巨人 逆転勝利!2年目若林プロ1号同点弾&交流戦初4番岡本で勝ち越し ロッテはあと一打及ばず…

[ 2019年6月7日 21:11 ]

交流戦   巨人4―3ロッテ ( 2019年6月7日    東京D )

4回2死一塁、二木(左)から同点2点本塁打を放つ若林(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は7日の東京ドーム3連戦初戦、交流戦ロッテ戦に4―3で粘り勝ち。通算21勝32敗3分けと大きく負け越している相手に逆転勝利を収めた。

 ロッテ先発・二木のフォークに苦しんだが、中盤に息を吹き返した。0―2の4回2死一塁、前日に続きスタメンを勝ち取った2年目の若林がプロ初本塁打を記録した。スイッチヒッターの若林は左打席に入り、二木の3球目ストレートを右スタンドへ。値千金の同点2ランで試合を振り出しに戻した。

 5回には亀井、坂本が空振り三振に倒れ2死に追い込まれたが、3番・丸が二塁打で出塁すると、4番・岡本、5番・大城に連続適時打が飛び出し2点を追加。4―2とリードを広げた。2日中日戦以来、交流戦では初めて4番に座った岡本は3回の満塁機に空振り三振に倒れるなどこの回まで2三振。“汚名返上”の勝ち越し打でチームを救った。

 5回の守備ではベテラン亀井の“レーザービーム”で失点を防いだ。1死二、三塁のピンチでロッテ代打・香月が左へ飛球を放ち、タッチアップを狙った三塁走者・岡が本塁を狙うも亀井の肩が勝り本塁でタッチアウトに。追加点を許さなかった。

 投げては宮国、田原、マシソンが無失点リレーで反撃をしのいだ。先発・メルセデスは立ち上がり制球に苦しみ、3回に押し出し四球で先制点を献上。続く4番・レアードに左前適時打を許し2点目を追加された。その後も毎回走者を出し、5回に連打され無死一、二塁とピンチを招いた場面で降板。2番手の宮国が無失点で切り抜けたが、課題の残る投球となった。9回中川が1点を失うも反撃を振り切った。

 ロッテは先発・二木がフォークを武器に3回まで6つの三振を奪い無失点に抑えるも、4回、5回につかまり5回7安打4失点。8奪三振も踏ん張り切れなかった。打線も毎回走者を出し、巨人を上回る10安打を放ちながら12残塁。9回1死走者なしから1番・荻野が三塁打を放ち続く鈴木の左犠飛で1点を返したが、あと一打及ばなかった。

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