オリ キャプテン福田、復帰即V二塁打 7カードぶり勝ち越し貢献

[ 2019年6月7日 05:30 ]

交流戦   オリックス3―2DeNA ( 2019年6月6日    京セラD )

<オ・D>勝ち越しの適時打を放ち、お立ち台に上がった福田(撮影・平嶋 理子)  
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 帰ってきたオリックスのキャプテン福田が、3連勝した5月11日以来の連勝をオリックスにもたらした。6日のDeNA戦で3回先頭で右前打を放ち、吉田正の左翼フェンス直撃となる適時二塁打で先制の生還。さらに同点の4回には1死二塁で、東の直球を右翼線に落とす決勝の適時二塁打。2安打2得点の活躍に「一番の仕事はホームベースを踏むこと」と喜んだ。

 打撃不振により、5月27日に抹消されたが「開き気味」だった打撃フォームを修正し、最短10日で復帰。技術もさることながら気持ちも変化させた。1軍戦は毎日テレビ観戦し、ベンチで落胆している選手の様子が手に取るように分かったという。「表情って、テレビで抜かれるんだな、と思いました。ネガティブな気持ちは表情にも出てくる」。この日は2番二塁でスタメン出場し、早速チームを鼓舞。プロ初となるお立ち台にも上がった。

 西村監督は「10日間、チームにいないのは痛かったが、先があることを考えたらよかった」と復帰に一安心。7カードぶりの勝ち越しとなり、ようやく反撃の機運が高まってきた。

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