球児 救援登板初の1試合2被弾「特に何もない」、2軍再調整へ

[ 2019年4月7日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―10広島 ( 2019年4月6日    マツダ )

<広・神>5回1死、会沢にソロ本塁打を浴びて1イニング2被弾となり肩を落とす藤川(撮影・北條 貴史) 
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 阪神・藤川が救援登板では初の1試合2被弾に沈み、再調整のため登録を外れることが決まった。2点差に詰め寄った直後の5回、先頭の鈴木を追い込んでから四球で出し、不振だった松山に直球を右翼席へ打ち込まれた。1死後は会沢にカーブを痛打されて左翼席へ。反撃の機運に水を差し、「特に何もないです。今日は…」と首をかしげながら帰りのバスに乗り込んだ。

 1試合2被弾は4度目、1回2被弾は2度目。いずれも02年10月6日のヤクルト戦(甲子園)以来の悪夢だ。当時は先発で、救援転向後は初めて味わう屈辱だった。開幕してから過去2度の登板は計2回無失点。本塁打どころか、出塁すら許さず計5三振を奪っていた。2軍での再調整は16年9月以来になる。

 ≪イニング2被弾は17年ぶり≫救援登板の藤川(神)が5回に松山2ランと会沢ソロの2被弾。ゲーム2被弾は16年5月7日のヤクルト戦で初回バレンティン3ラン、3回雄平2ランを浴びて以来3年ぶり4度目。過去3度は先発登板時で、救援では初めて。イニング2本は02年10月6日のヤクルト戦3回、稲葉と岩村のソロ以来17年ぶり2度目になる。松山と会沢にはこれが初被弾。会沢とは過去12度の対戦で8打数無安打だった。

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2019年4月7日のニュース