巨人、新方程式で初勝利 昨年20敗の“急所” 吉川光+好調投手で補う

[ 2019年3月31日 06:24 ]

セ・リーグ   巨人5―2広島 ( 2019年3月30日    マツダ )

9回に登板したクックは3者凡退に抑える (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 新たな「方程式」で今季初勝利をつかんだ。7回の吉川光は1失点も、8回の中川、9回のクックは無失点。3者連続内野ゴロで来日初セーブをマークした新守護神は「凄く興奮した。日本に来て最初のシーズンで正しい一歩目を踏み出せた」と笑顔で語った。オープン戦では防御率6.00と不安を残したが、メジャー通算17セーブの貫録を示した。

 当面、勝ちパターンの継投ではクック、吉川光以外は調子を見極めながら起用する方針。その中で8回、2番からの好打順を1安打に抑えた4年目左腕・中川に、原監督は「ボールに力がありますし、あそこの場面で良いピッチングをしてくれたのは非常に大きい」と喜んだ。

 昨季はリリーフ陣で20敗。今季は大江、桜井、戸根らフレッシュな顔触れになった。試合を重ねながら、盤石なブルペンをつくる。 (岡村 幸治)

続きを表示

2019年3月31日のニュース