巨人・丸 移籍の決め手となった原監督の言葉「“そこまで力む必要はない”と…」

[ 2019年1月4日 09:02 ]

新春球界インタビュー 巨人・丸(3)

「勝」の一字に新年の決意を込めた丸(撮影・荻原 浩人)
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 巨人に広島からFA移籍した丸佳浩外野手(29)が3日、「勝」の1字に新年の決意を込めた。かつて長嶋茂雄終身名誉監督(82)も「勝つ!勝つ!勝つ!」とチームを鼓舞した。少年時代は巨人ファンだった2年連続MVPスラッガー。原辰徳監督(60)の言葉に背中を押され、チームに「勝」を呼び込む覚悟をにじませた。 (神田 佑)

 ――巨人、広島、ロッテから決断。入団交渉の席での原監督の言葉が決め手となった。

 「原監督とお話しさせていただいて、凄く熱意を感じました。本当に野球に対して熱く考えてらっしゃるんだな、と思いました」

 ――どのような言葉を掛けられたのか。

 「熱いだけでなくて、しっかりと僕に対して“そこまで力む必要はない”と言ってくださった」

 ――予期せぬ言葉。

 「“万全の態勢、万全の状態で入ってきてくれればそれだけでいいから”とおっしゃっていただいた。僕の方としては、少し肩の力を抜けたかなというのはあります」

 ――家族の意向と決断の時の反応は。

 「最初からずっと僕の判断、決断に“ついていく”と言ってくれていた。本当に自問自答を繰り返しながらだったんですけど、最初に“(巨人に)行く”と言ったときは(妻が)“じゃあ一緒に頑張っていこう”と言ってくれましたし、子供たちもそうでした」

 ――原監督が現役時代につけた背番号「8」を背負って戦う。

 「現役時代に闘志あるプレーで皆さんを元気づけられたように、僕もガッツあふれる闘志を持ったプレーを見ていただきたいです」

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