雄星に聞く「18」選んだのは「日本人選手にとって特別」、「下手な英語申し訳ない」

[ 2019年1月4日 06:13 ]

背番号18のユニホームを前にマリナーズ入団会見を行う菊池(AP)
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 3日(日本時間4日)行われた菊池のマリナーズ入団会見のそのほかの主な一問一答は以下の通り。

 ――相談していた花巻東の佐々木洋監督、そしてご家族、ご両親への思い。

 まず佐々木監督に対しては高校1年生の時、目標設定する時に、「メジャーを一緒に目指そう」と言っていた頂いたのを覚えています。それが15歳のときで、それから12年、結果が出ない時も励ましてもらって、やっと12年前の夢がかないました。家族に対しては小さい頃から野球を自由にさせてもらって、そして小学校の時にプロ野球選手になると言ってから、こうやってこの舞台に立てて嬉しく思います。

 ――背番号「18」を選んだ理由。

 18番というのは日本人選手にとって特別な番号だと思っています。たくさんの偉大な日本選手がつけてきた番号なので、いつかつけたいと思っていたので選びました。

 ――背番号「18」の先輩である岩隈(現巨人)からは2017年に二段モーションについてメッセージを受けた。

 僕自身も凄く去年の二段モーションは凄く悩みました。たくさんのOBや先輩方に話しを聞いたんですけど、その中でも岩隈さんの言葉は凄く心に残っています。去年初めて直接お会いしたときにお礼を言わせてもらいました。

 ――新しい場所でプレーすることで大事にしていること。

 日本で積み上げてきたものを評価して頂いてこの場にいると思うので、まずは自分が持っているものを出せるように、それが一番。その中でオープン戦だったりとか対戦していく中で、変えていかないいけないこともあると思うので、早くアジャストして、それがこの世界で活躍することで大事なのかなと思います。

 ――メジャーリーガーになる夢をかなえ、これからの夢について。

本当に僕自身は9年間日本でプレーしましたけど、順調に全てのことがうまくいったわけではなく、ケガもあったり、いろいろな壁にぶち当たったこともありましたけど、日本のファンの方々に良い時も悪い時も応援して頂いて本当に感謝の気持ちが強い。まだまだ技術的にも人間的にも成長しないといけない。具体的な目標はまだないですけど、こっち(メジャー)に来ることが目標ではなく、結果を出すことが目標ということは前提としてあります。

 ――英語で質疑応答した理由について。

 まずは、聞き苦しい下手くそな英語で申し訳ないということを言いたいです。ただ、こうやって世界最高峰の舞台でプレーする中でたくさん文化の違い、環境の違い、考え方の違いだったり、超一流の選手とプレーするので。せっかくなら自分の英語でいつかそういう世界一の舞台に立っている選手と英語で話したいという思いは高校時代から持っていますので、ちょっとずつ勉強したいと思います。

 ――マリナーズカラーの青いネクタイを選んだ理由。

 昨日この色のネクタイを探しに行ったら、僕の目に飛び込んだのがこのネクタイでした。ケミストリーがあったのかと思います。

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2019年1月4日のニュース