渡辺主筆5カ月ぶり公の場 巨人・原監督パーティーで元気な姿

[ 2018年12月11日 05:30 ]

巨人・原監督「野球殿堂入りを祝う会」 ( 2018年12月10日 )

 読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏(92)もパーティーに出席した。安倍晋三首相の隣で席に着いた。公の場に姿を現すのは7月6日の広島戦を観戦して以来、約5カ月ぶり。8月に自宅で転倒して頸椎(けいつい)を骨折し、入院していた。一部で危篤や死亡説まで流れたことについて、出席者に対して「死亡説を流されたから来たんだよ」とジョークを飛ばしていたという。途中で退席したが、帰りは自力で歩き、入院中の病院に戻った。

 原監督は「渡辺主筆にお会いし、ご無沙汰しております」と壇上から呼び掛けた。過去2度の指揮官時代の成績報告を「主筆の経験談や社会情勢、経済、政治の話を聞くと楽しくて、ちっぽけな自分の悩みも大したことないと思ったものです」と回顧。「山口オーナーから(就任依頼は)主筆と同意見と聞き、もう一度頑張ろうと思いました」と決断の一つの理由とした。

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2018年12月11日のニュース