根尾のゲキに燃えた!来秋ドラ1候補の星稜・奥川が11K!広陵破り4強入り

[ 2018年11月10日 11:32 ]

明治神宮大会高校の部準々決勝   星稜9―0広陵 ( 2018年11月10日    神宮 )

<広陵・星稜>7回無失点の星稜・奥川(撮影・久冨木 修)
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 来秋ドラフト1位候補の奥川恭伸投手(2年)を擁する星稜が初戦の2回戦で広陵をコールドで破り、4強入りを決めた。

 先発の奥川は威力抜群の直球を軸に鋭いスライダーとフォークを効果的に織り交ぜ、三振を量産。7回を被安打3の11奪三振、無失点にまとめた。背番号1は「状態が良く、勝手に球が走りました」と屈託なく笑った。97年の横浜・松坂大輔(現・中日)などが樹立した大会記録の14奪三振にあと三つに迫る快投で勝利へ導いた。

 U18日本代表で世界舞台も経験。今秋ドラフトで中日から1位指名を受けた大阪桐蔭の根尾昂内野手(3年)から投球の組み立てなどを学んだという。ドラフト後は「おめでとうございます」と伝え、根尾からは「神宮大会頑張れよ」とゲキを受けたという。

 星稜は初出場だった1980年に初優勝。松井秀喜氏を擁した91年に2度目の優勝を飾った。いざ27年ぶりの優勝へ、奥川は力の限り腕を振るつもりだ。

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2018年11月10日のニュース