マー君 2桁勝利またお預けも「手応えあった」 6回1失点の好投も勝敗つかず

[ 2018年8月22日 10:21 ]

インターリーグ   ヤンキース2―1マーリンズ ( 2018年8月21日    マイアミ )

マーリンズ戦に先発したヤンキースの田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(29)が21日(日本時間22日)のマーリンズ戦に5年連続の2桁勝利を懸けて先発。6回を投げ、1本の被本塁打を含む4安打1失点と好投したが、同点の場面で降板し、勝敗はつかなかった。

 田中は3回まで1安打無失点の立ち上がり。4回は2本の安打で1死一、三塁とされたが、4番・ディートリッチを一ゴロ、5番・カストロを遊ゴロと続けて凡打に切って取り、このピンチを切り抜けた。

 しかし、5回は先頭打者の6番・ディーンにソロ本塁打を被弾。初球の甘く入ったスプリットを右中間へと運ばれ、1―1の同点とされた。6回は1番・オルテガから始まる打線を三者凡退。7回の打席で代打が送られ、田中は球数82でマウンドを後にした。

 田中は7月31日のオリオールズ戦で9勝目をマーク。その後の3試合では白星がなく、この試合が10勝目に王手を懸けてから4試合目の登板だったが、またしてもメジャールーキーイヤーから続く2桁勝利を逃した。

 試合は延長戦の末、ヤンキースが2―1で勝利。12回に4番・アンドゥハルが決勝の犠飛を放ち、4連勝を飾った。

 ▼田中の話 ここ数試合よりはしっかりと手応えがあったので、こういう結果につながったのかなと思う。次回登板までに時間があるので、よりいいものにしていければ。

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