NTT東日本 前年覇者の貫禄 7番打者の先制弾に飯塚監督「まさかです」

[ 2018年7月19日 17:33 ]

第89回都市対抗野球大会第7日2回戦   NTT東日本(東京都)5―0三菱日立パワーシステムズ(横浜市) ( 2018年7月19日    東京D )

<NTT東日本・三菱日立パワーシステムズ>7回無死、左越え本塁打のNTT東日本・長沢(右)はナインの祝福を受ける(撮影・西川祐介)
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 最後は前年覇者の貫禄を見せつけた。

 緊迫した投手戦も7番打者のバットが均衡を破った。両軍無得点の7回、NTT東日本・長沢壮徒外野手(23)が先制の左越えソロ。「初球の甘いカーブをファウルにして…。4球目にまたカーブが来たから今度は叩きました」。甲府工時代は通算38本塁打、関甲新リーグ・上武大でも2年から4番に座る底力を東京ドームで見せつけた。

 飯塚智広監督も「一発はまさかです」と驚きながら「ウチに来てから打撃が小さくなっていたが、だんだんこの(長打)スタイルになってきた」と評価した。

 投のヒーローは大竹飛鳥(33)だ。2番手として6回1死三塁のピンチで登板。1死球のあと連続三振で切り抜けると、7&8回も無失点に抑え、勝利投手となった。

 「攻めて行こうという気持ちで投げた。プレッシャーもある中、三振を狙った」。ただ相手の4番・龍へ先発・沼田優雅投手(25)も含め3死球を与えたことには「申し訳なかったです」と頭を下げた。

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2018年7月19日のニュース