【南埼玉】快進撃止まらず 県川口 6年ぶりの4強「次も強敵なので高いモチべージョンを持って」

[ 2018年7月19日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念南埼玉大会準々決勝   県川口6―5ふじみ野 ( 2018年7月18日    大宮公園 )

<ふじみ野・県川口>9回途中から救援した県川口2番手・伊藤大は苦しみながらも最後を締めてガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 序盤のリードを守り切り、県川口が6年ぶりの4強を勝ち取った。初回2点を先制されるもその裏、安打と四球で無死満塁をつくり、4番・豊田が「四球の後で狙っていた」と初球を叩き、走者一掃の右越え二塁打で逆転に成功した。

 3点リードで迎えた9回1死満塁で2番手・伊藤大がマウンドに上がった。2点を返され、なおも1死二、三塁となったが「中途半端なことはするな。勝負しろ」という鈴木将史監督の言葉を受け、後続を打ち取った。

 これで甲子園切符まであと2勝。4強進出について豊田は「率直にうれしいです」と頬を緩め、「次も強敵(川越東)なので高いモチべージョンを持って備えたい」と力強く語った。初戦でシード校山村国際を破った公立校の快進撃はまだ終わらない。(渡辺 雄人)

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2018年7月19日のニュース