【長野】日本ウェルネス2年ぶり初戦突破!「意地で示した」9回スクイズ

[ 2018年7月10日 14:15 ]

第100回全国高校野球選手権長野大会1回戦   日本ウェルネス6―3上伊那農 ( 2018年7月10日    長野オリンピックスタジアム )

 初の甲子園を狙う昨秋の県王者・日本ウェルネスが2年ぶりの初戦突破を果たした。

 2回に4単打に盗塁、2犠打などを絡めて4点を先取。だが、エース高山蓮がピリッとせず5―1で迎えた6回に2点を失い2点差に迫られた。それでも2番手の鈴木宙が気迫の投球で追加点を阻止。9回1死一、二塁から重盗、さらに4番・赤羽由紘のスクイズで駄目を押した。

 創設から指揮を執るのは、松商学園、長野日大を率いて甲子園14勝の中原英孝監督。「夏は一つ勝つのが難しい大会。9回の1点はそれを分からせるため。取れる時にきちんとやらないと。意地で示した」。73歳の大ベテランらしく最上級生となった1期生たちに勝負の厳しさを伝授した。名将を慕って入学した赤羽は「チームが勝たなきゃ意味がない」としっかり受け止めていた。

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2018年7月10日のニュース