【東東京】都大田桜台 立正大立正から加わった渡部が決勝打 16強へ10人一丸

[ 2018年7月10日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権東東京大会2回戦   都大田桜台2―1青稜 ( 2018年7月9日    明大球場 )

立正大立正の部員2人が助っ人として加わり初戦を突破した都大田桜台ナイン
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 ユニホームは違っても気持ちは一つだった。5回2死二塁、派遣制度で立正大立正から都大田桜台ナインに加わった渡部が、左中間へ決勝の適時二塁打。外角のボール球を叩いた一打に「絶対に打ってやろうと思った。都大田桜台のコーチに指導していただいた手首のしなりを意識できた」とうなずいた。

 都大田桜台のメンバーは8人。大会参加のために、立正大立正から渡部と小坂の助っ人2人を招いた。はじめは守備の連係などで苦労もあったが、主将の和田は「コミュニケーションが難しかったけど、一生懸命付いてきてくれた。自分たちだけでは試合にすら出られていない」と感謝した。

 10人一丸で目指すはベスト16。渡部は「良い経験をさせてもらえた。(これからも)なんとか力になりたい」と意気込んだ。 (武田 勇美)

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2018年7月10日のニュース