前ナショナルズのワースが現役を引退 フィリーズ時代にワールドシリーズ制覇に貢献

[ 2018年6月28日 11:35 ]

現役引退を表明したワース(AP)
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 昨季まで大リーグのナショナルズに所属し、今季はマリナーズの3Aタコマに所属していたジェイソン・ワース外野手(39)が地元メディアに対して「もう終わった。悔いはない」と語り、事実上の現役引退を表明した。

 ワースはイリノイ州のグレンウッド高校から1997年のドラフト1巡目(全体22番目)でオリオールズに指名され、2000年にブルージェイズにトレードで移籍。1メートル96、102キロという大柄な捕手だったが、ブルージェイズ時代に外野手にコンバートされた。ドジャースを経て2006年にフィリーズに移籍。2008年のワールドシリーズでは全試合に先発出場した。2009年5月のドジャース戦では1試合3盗塁という珍しい記録をマークし、球宴にも出場。このシーズンに自己最多の36本塁打も放っていた。

 32歳だった2011年に7年、1億2600万ドル(約139億円)でナショナルズと契約。ナショナルズでの7シーズンでは109本塁打をマークした。

 昨年11月にFAとなり、今年の3月にマリナーズとマイナー契約を締結。しかしタコマでは打率・206、4本塁打、19打点と成績はふるわなかった。

 メジャー通算では15シーズンで1583試合に出場。打率・267、229本塁打、799打点だった。

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