エンゼルスGM シーズン中に打者・大谷の復帰ある「DHだけなら…」

[ 2018年6月28日 09:20 ]

エンゼルスの大谷翔平 (AP)
Photo By AP

 エンゼルスのビリー・エプラーGMは27日、出演したラジオ番組で右肘を痛めて故障者リスト入りしている大谷翔平について、シーズン中に打者としてチームに復帰する可能性があると語った。

 大谷は右肘の内側側副じん帯損傷のため戦線を離脱。7日に自身の血小板を注入して組織の修復などを図る「PRP注射」による治療を受け、28日(日本時間29日)に再検査を予定している。

 エプラーGMは番組の中で「チームドクターは初めから指名打者だけならすぐにでも出場できると話していた」とコメント。「ただ、我々は危険を犯したくなかったので、PRP注射による治療の効果が出るまで待ちたかった」と続けた。

 大谷の右肘じん帯は2度の損傷と診断されており、じん帯の再建手術が必要かどうかの判断は微妙なところ。ヤンキースの田中もルーキーイヤーの2014年に右肘じん帯の2度の損傷と診断されたが、手術はせずに現在に至っている。もし、じん帯再建手術が実施されれば、来季いっぱいまで欠場となる見込みで、次回の大谷の登板は2020年のシーズンまで待たされることになる。

続きを表示

2018年6月28日のニュース