巨人・野上 甲子園満喫初勝利 西武時代勝ち星なし聖地で8回1失点

[ 2018年4月23日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人10―1阪神 ( 2018年4月22日    甲子園 )

<神・巨>8回1失点で2勝目を挙げた巨人先発・野上
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 8点差がついた7回。巨人・野上はたった6球で相手のラッキーセブンを終わらせた。

 「甲子園では普通の安打が大歓声になるけど、逆に3者凡退でため息になる。楽しく投げられた」。8回117球1失点。西武時代に3試合で0勝1敗だった甲子園で、プロ入り後初めて勝ち投手になった。「4回以降はストライク先行で、テンポを速くした」と持ち味を発揮した。

 05年センバツで、創部2年目の神村学園(鹿児島)のエースとして準優勝。「宿舎が(甲子園の)凄く近くで、全試合歩いて球場入りして、帰りも歩きだった」という思い出が色濃く残っている。それ以来、13年ぶりの聖地での白星。「次もこういう投球ができれば良い」と意気込んだ。 (池田 翔太郎)

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2018年4月23日のニュース