大谷へ“フルゴリラ”指令 25日登板へ“ガチ”ブルペンで右手マメ確認

[ 2018年4月23日 05:30 ]

インターリーグ   エンゼルス4―3ジャイアンツ ( 2018年4月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ジャイアンツ>試合前、キャッチボールで調整する大谷
Photo By スポニチ

 エンゼルス・大谷が「ゴリラ」で今季4度目となる先発の準備を整える。24日(日本時間25日午前9時10分開始)のアストロズ戦に向け、22日(同23日)のジャイアンツ戦前にブルペン入りを予定。右手中指のマメを悪化させて2回降板した17日のレッドソックス戦以降、2度目の投球練習にマイク・ソーシア監督が「“フルゴリラブルペン”になるかもしれない」と予告した。

 メジャーでは投球練習の強度に順序がある。傾斜を確認する「スロープ」、ボールの感触を確かめる「タッチアンドフィール」と続く。ゴリラのように力いっぱい投げることは「ゴリラブルペン」と呼ばれ、大谷には“フル(100%)”がつけられた。ブルペン投球でマメの状態を最終チェックする。

 21日(同22日)のジ軍戦は代打待機で出場機会もなかったが、チームは連敗を4で止めた。左腕ホランドに対し右打者を並べた指揮官は「今日のマッチアップを考えた。柔軟性を持って考えたい。(交流戦での先発登板時は)9番ではないラインアップも考えたい」と説明した。(柳原 直之)

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月23日のニュース