松坂、オープン戦2度目のマウンドは3回2失点 自ら野選に連続死球も粘投

[ 2018年3月14日 15:19 ]

<中・西>力投する松坂
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 中日の松坂大輔投手(37)が14日、ナゴヤドームで行われた古巣・西武戦で自身2度目となるオープン戦に先発登板。初回に1点先制を許すなど、3回で76球を投げて3安打2失点と粘投した。

 オープン戦初登板だった4日の楽天戦(ナゴヤD)では2回2安打2失点だった松坂。初回、かつて同僚だった先頭の松井稼は右翼フライに打ち取ったが、続く源田にシュートを右前へ運ばれると二塁盗塁を許し、さらに四球で1死一、二塁とピンチを招いた。

 4番のメヒアは捕手へのファウルフライに打ち取ったが、5番・浅村には初球の真ん中高めシュートを中前に弾き返され、先制点を献上。3番・秋山を四球で歩かせた際にはバッテリーを組む木下拓のサインに何度も首を振り、木下拓がマウンドへ行って2人で話す場面もあった。

 それでも「走者を出して苦しみながら最後は抑えたい」と話していたとおり、2、3回も毎回走者を出しながら粘り強い投球を披露。味方打線が西武先発の菊池から即座に1点を奪い、1―1の同点で迎えた2回には2死を取ってから9番・炭谷を四球で歩かせたが、松井稼を第1打席と同様右翼フライに打ち取って今度は失点を許さなかった。

 予定される最後のイニングとなった3回は2―1と勝ち越して迎えたが、先頭の源田に左翼線へ二塁打されると、秋山には2打席連続の四球を与えて無死一、二塁。メヒアは投手前のゴロに打ち取ったが、自ら処理して二塁へ送ったボールが野選となってオールセーフで無死満塁とピンチが広げ、浅村を二塁への併殺打に仕留める間に1点を失った。続く山川、外崎に連続死球を与えて2死ながら再び満塁としたが、後続を断ち切り、それ以上の失点は許さなかった。

 松坂の投球内容は3回で76球を投げ、打者17人、3安打2失点。2三振を奪い、与えた四死球は毎回の5つだった。

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