西武・岡本と阪神・榎田 交換トレード成立 両球団から発表

[ 2018年3月14日 12:00 ]

阪神・榎田(左)と西武・岡本
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 西武・岡本洋介投手(32)と阪神・榎田大樹(31)の1対1の交換トレードが合意したことが14日、両球団から発表された。

 岡本は「ライオンズを離れることになり寂しい気持ちもありますが、8年間多くのファンの皆様の前でプレーできたことは今後の野球人生の糧になると思います」とコメント。

 西武の鈴木葉留彦球団本部長は、榎田について「中継ぎとしてやっているけれども、ウチとしては先発も考えている。ローテーションの中に入ってくれれば一番いい」と期待を口にした。

 中継ぎ左腕が手薄な西武と30代の経験ある右腕を探していた阪神の思惑が一致した。榎田は10年ドラフト1位で阪神入団。プロ通算成績は196試合13勝17敗3セーブ、防御率3・90。岡本は09年ドラフト6位で西武入団。通算成績は125試合13勝16敗1セーブ、防御率4・80。

 両チームは昨季、ともに2位だった。西武・辻監督、阪神・金本監督とも就任後初の交換トレード。優勝に向けて、開幕直前にそれぞれのウイークポイントを補う形となった。

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