ロッテ平沢、遊撃獲りへ5戦連続安打 ドラ2藤岡裕いぬ間に存在感

[ 2018年3月14日 05:55 ]

オープン戦   ロッテ4―2オリックス ( 2018年3月13日    ZOZOマリン )

4回1死一塁、平沢が左前安打を放つ
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 泥くさく、必死に食らいついた。4回1死一塁。ロッテ・平沢が金子の高めの直球を左前にはじき返した。

 「詰まった当たりがいいところに飛んだ」。エンドランのサインにしっかり対応。腕を伸ばして捉えた技ありの一打で一、三塁と好機を広げ、連続試合安打も5に伸ばした。5回にも右前適時打。二盗も決め、2安打1打点1盗塁と活躍した。

 3年目の定位置獲りへ「毎試合、1打席ごとが勝負」と言う。遊撃を争うドラフト2位の藤岡裕(トヨタ自動車、写真)は首痛で2軍調整中。ライバル不在の中で存在感を示し、井口監督も「結果が出ている。いいんじゃないですか」とうなずいた。

 練習では兄貴分の中村から自身のものより1インチ長い35インチのバットを借り、下半身主導のフォームを体に叩き込む。上半身に頼りがちなスイングを矯正し、好調につなげている20歳は初の開幕スタメンを目指し「ライバルはたくさんいる。もっと練習しないといけない」と気を引き締めた。 (君島 圭介)

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2018年3月14日のニュース