巨人・鹿取GM、スコアラー室長兼務 4年ぶり∨へ異例人事

[ 2018年1月6日 05:30 ]

巨人の鹿取義隆GM
Photo By スポニチ

 巨人は5日、1日付で職制改正を発表した。編成本部にデータ分析室を新設し、運営部内の戦略室、医療コンディショニング室を独立させ、同じく編成本部に置いた。同時に戦略室をスコアラー室に名称変更し、鹿取義隆GM(60)がスコアラー室長を兼務する異例の人事となった。

 石井一夫球団社長は仕事始めで「2018年を読売巨人軍の栄光復活の初年度にしたい」とあいさつ。その実現に向け、球団もバックアップ。GM自らがスコアラー室長を兼ねることで、これまで以上にデータを活用しやすい環境に整えた。

 侍ジャパンでスコアラーを務めた元ヤクルトの志田宗大氏(38)も招へい。昨秋キャンプ中には首脳陣向けに「トラックマン」の講習も開かれた。4年ぶりのリーグ優勝、6年ぶりの日本一へ。ID部門の導入と強化を行い、チーム力の底上げを進めていく。 (川手 達矢)

続きを表示

2018年1月6日のニュース