阪神ドラ5谷川 制球力で生き残る「自分はそこで勝負」

[ 2018年1月6日 05:30 ]

軽快にアップする阪神ドラ5・谷川
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 阪神のドラフト5位・谷川昌希投手(25=九州三菱自動車)が5日、福岡県の小郡市野球場で自主トレを公開し、自慢の制球力を生かした内角攻めで活路を開く。

 「コントロールは(社会人の)3年間で積み上げてきた。インコースを付くコントロールもそうですし、自分はそこで勝負しないといけないと思う。そういう(勝利の方程式の一角を担いたい)気持ちはもちろん(ある)」

 九州三菱自動車時代に磨いた制球力は、1球のミスが命取りになるプロの世界で生き抜くためには必要不可欠。救援登板では短いイニングしかないだけに、ミスはなおさら許されないことも承知している。「25歳で、即戦力で獲ってもらっていると考えている。期待に応えられないと、すぐにクビになることもある。そうならないように、一年一年しっかりやっていきたい」と相当な覚悟を持ってルーキーイヤーに臨む。

 年末年始には親類から、改めて祝福を受けたといい、気持ちを新たにした。2018年の漢字を“生き残る”の意味も込めて『生』とした。「1年目からしっかり投げられるように」。谷川が1軍に生き残ることができれば、選手層も厚くなる。

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2018年1月6日のニュース