星野仙一氏、旅立つ直前に「コーチ会議に出られるかな」 最期まで野球に情熱

[ 2018年1月6日 09:17 ]

星野仙一氏死去

楽天の星野仙一球団副会長
Photo By スポニチ

 楽天が6日、星野仙一球団副会長が4日に亡くなったことを発表した。昨年12月末にすい臓がんの病状が悪化した。70歳だった。球団によると最期は安らかな表情で家族に看取られ、息を引き取る寸前も野球への情熱を絶やさなかったという。

 球団はこの日、4日午前5時25分に星野氏が死去したことを報告。「故人の意思とはいえ、大変お世話になった方々に対し、十分なご報告をせぬまま、この日を迎えてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」とし、「人前では常に強気を貫いた『星野仙一』のスタイルを最後まで全うしようとしたことですので、何卒ご容赦ください」と急な発表になったことに理解を求めた。

 また最期は安らかな表情で家族に看取られたといい、「息を引き取る直前まで『コーチ会議に出られるかな』と言っておりましたように、最後の最後まで野球に情熱を燃やし、野球に一生を捧げた星野副会長でした」と追悼した。

 故人の強い意思により、葬儀は密葬にて執り行われる予定で、後日お別れの会が催される。

続きを表示

2018年1月6日のニュース