阪神ドラ2高橋「鉄腕」だった 週6回ブルペン「亜大では当たり前」

[ 2017年11月19日 08:42 ]

デモンストレーションで投球を披露した阪神ドラフト2位の亜大・高橋遥
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 阪神からドラフト2位指名を受けた亜大・高橋遥人投手(22)が18日、都内の大田スタジアムで開催された「東都ベースボールメソッド」に講師として参加した。中学生64人を前に10球のデモンストレーション投球も披露した左腕は、週6回のブルペン投球も苦にしない「鉄腕」であることを明かした。

 「いっぱい投げている感覚はないですね。亜大では当たり前という感じです」

 プロの先発ローテーション投手は中6日の登板間隔のうちに1〜2回のブルペン投球を組み込む調整が通例。中継ぎ投手でも週6回のブルペン入りは異例だ。だが、豊富な練習量で知られる亜大は違う。シーズン中の投手陣は週6回のブルペン入りも日常茶飯事。投げることで肩の筋肉と投げる力を鍛え上げてきた。高橋も、その練習を、まっとうした一人。さすがに大学野球を引退した今はそこまで投げ込むことはないが、その経験を糧にプロの門を叩く。

 17日には高知・安芸の秋季キャンプを見学。「しっかりやらないと…と引き締まった。皆さん本当に体が大きくて。入って付いていけないのはダメ。今は走り込みを重点的にやっている。1500メートル走とか200メートル×10本とかですね」。鉄腕ぶりを新天地で発揮すべく静かに牙を研ぎ始めた。

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2017年11月19日のニュース