広陵、初V王手!ドラ1候補・中村奨成「何としても優勝したい」

[ 2017年10月9日 11:15 ]

愛媛国体・高校野球硬式の部 準決勝   広陵(広島)10―4東海大菅生(東京) ( 2017年10月9日    坊っちゃんスタジアム )

<東海大菅生・広陵 国体準決勝>5回2死二塁、中村は吉岡の勝ち越し2ランに笑顔でガッツポーズ
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 準決勝の1試合目があり、今夏の甲子園大会で準優勝した広陵が東海大菅生を破り、決勝進出を決めた。決勝は、2試合目の大阪桐蔭(大阪)―津田学園(三重)の勝者と激突する。

 広陵は4回に丸山壮史内野手(3年)の右犠飛で先制。直後に追いつかれたが、5回2死二塁から1番・吉岡広貴内野手(2年)が右翼席へ勝ち越しの2ラン。7回にも犠飛で1点を加えると、9回は打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い、突き放した。先発の平元銀次郎投手(3年)は11安打を浴びながら要所を締め、8回3失点と粘投した。

 今秋ドラフト1位候補の中村奨成捕手(3年)は「3番・捕手」で先発。5回2死一塁で迎えた第3打席で遊撃内野安打を放った。相手遊撃手が土と芝生の切れ目まで下がって守る深い守備を敷いたが、それをものともせず、チャンスを広げた。中村は4打数1安打だった。「国体の優勝を成し遂げたい。何としても優勝したいです」と話していた背番号2。秋の頂点まであと1勝だ。

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2017年10月9日のニュース